コラム

【編集後記】横瀬町のまちづくり会社「ENgaWA」の杉野結喜さんを取材しました

こんにちは。
よこぜカンパニーが運営している地域メディア媒体「秩父経済新聞」のライター・飯島です。

横瀬町の通販サイト「よこぜのよこに」を担当している、横瀬町のまちづくり会社「ENgaWA」の杉野結喜さんに取材しました。記事では紹介しきれなかった、杉野さんの思いを「編集後記」としてご紹介します。

秩父経済新聞の記事はこちら
2022年10月3日掲載
「横瀬町が公式通販サイト『よこぜのよこに』 町の特産物を販売」 https://chichibu.keizai.biz/headline/350/

杉野さんが横瀬町に関わったきっかけ

杉野さん

杉野さんは埼玉県川越出身で、2022年2月に横瀬町の地域おこし協力隊に着任しました。着任直後の横瀬町の議会では次のように富田町長から紹介されています。

杉野さんは、短期大学をご卒業後、保育園に勤めながら、個人事業主としてベビーシッターの経験もお持ちです。その後は結婚を機に民間企業でホームページ作成等のウェブ編集やSNSを使っての集客業にも携わっていました。杉野さんは、自然豊かな環境で半自給自足をしながら、自分で育てたものを販売することが将来の夢で、その夢をかなえながら自分らしく仕事をすることができる場所として横瀬町を選び、応募されました。

(令和4年第2回定例会 横瀬町議会会議録p6より)

保育園やベビーシッターなど「子ども」に関わるお仕事の経験や、IT技術を駆使した広報などを担当していたという杉野さん。横瀬町を知るきっかけは偶然だったそうです。

杉野さん:何かをはじめたいという気持ちだけはずっとありました。その中で結婚を機に家を探していたところ、お互いの実家に近い秩父が候補に上がりました。そして秩父を調べていくうちに、横瀬町のことを知りました。横瀬町の掲げる「チャレンジする町」に目を惹かれ、「なにこれ面白そう」と見に行くことにしました。

移住する地域を探していた中で見つけたのが「日本一チャレンジする町」を掲げる横瀬町、そこで出会ったのが、横瀬町役場の田端将伸さんでした。

杉野さん:今後子育てすることを考えると、人の温かさが大事だと考えていて、町のことを案内してくれたのが田端さんでした。役場の人が自分達に時間を割いてくれることに感動して、こういう町がすごくいいなと思いました。

町の人の温かさに触れ、移住を決断した杉野さんの根本には、子育てへの問題意識があったといいます。

杉野さん:都内で保育園やベビーシッターを経験する中で、いろんな保護者の方と出会ってきました。自分の中で子育てへの問題意識を持っていたときに、町役場の田端さんから「これから食育などを通して教育面に力を入れていきたい」という強い思いに惹かれて、この町に来ることを決めました。

子どもに関わってきた経験と、横瀬町が教育に力を入れる強い思いを感じて、杉野さんは「横瀬町の地域おこし協力隊になりたい」と移住をしました。

通販サイト「よこぜのよこに」

よこぜのよこにサイト

横瀬町の地域おこし協力隊に着任し、横瀬町公式通販サイトを担当することになった杉野さん。「よこぜのよこに」という通販サイトの名前は、ENgaWAメンバーみんなで決めたと話します。

杉野さん:人の温かみを出したくて「人に寄り添う」という意味があります。まずは横瀬で人に寄り添い、それが町外や県外につながるようにと願いを込めています。

杉野さん自身が横瀬町に実際に来て人の温かみに触れたことをきっかけに、「よこぜのよこに」でもその温かみが伝わるようにとの思いが込められたと話します。今後は商品だけでなく、体験活動も含めて掲載したいという思いがあるそうです。

横瀬の和紅茶

杉野さん:横瀬町に興味を持ってもらい、良さを知ってもらうために実際に来てもらうことが大事だと思っています。

「よこぜのよこ」は、商品が詳しく紹介されています。「どんな人が」「どんなふうに」作ったのか、杉野さんが書いているそうです。

よこぜのよこに記事部分

杉野さん:横瀬町の商品の魅力の一つは「人」だと思います。商品の背景を知ってもらい、応援してくれる人を増やすことがその商品を買うきっかけにもなると思うので、人をガッツリ紹介しています。

横瀬町の人が町の良さを語るとき、「人」と言っているのをよく耳にします。杉野さんも同じ思いで、「よこぜのよこに」にも「人」を載せているのだと話していました。

今後、杉野さんがやりたいこと

地域おこし協力隊に着任して少し時間が経った杉野さんは、次にやりたいことが決まっているそうです。

杉野さん:畑や自然を使った親子体験をやって、最終的には観光地のシッティングをしたいです。観光地で子どもを預かれる場所はあまりないので、子どものいる保護者がワーケーションとしても使えるのではないかと思います。子どもにとっても「待つ」だけではなく、横瀬町ならではの体験ができるようにして、親子それぞれに楽しんで過ごせるようにしたいと考えています。

9月に取材を終えた後、杉野さんはさまざまな体験活動を企画していました。親子が一緒にお寺を体験できるイベント、横瀬の町の新米を使ったおにぎりを作る体験活動など、横瀬町だからできること。

杉野さん:子どもに関わる仕事をしていると、「やらないといけないこと」や「がんじがらめにされること」が多くあり、しんどくなっていきました。こういう気持ちを変えていきたい。根本を考えられるような人に大人も子どもも、一緒になっていきたいと思っています。

杉野さん企画のイベント

 

横瀬町に人の温かみを感じて移住をして、土地のことを肌で感じ、根本的に物事を考えられるような杉野さんだからこそ、さまざまな大人や子どもと一緒にこの土地で深いところまで考えられるようになりたいという思いがあるのだと、伝わってきた取材でした。

「人」の「温かみ」を大事にされている杉野さんの思いも届けたく、杉野さんの背景を含めて編集後記にしました。記事を書いた私も横瀬町に移住して数ヶ月ですが、この町でいろいろな考えを深めながら、さらに取材をしていきたいと思います。

杉野さんや、横瀬町の地域おこし協力隊をはじめと横瀬町のまちづくり会社「ENgaWA」のメンバーが作った横瀬町の通販サイト「よこぜのよこに」では商品だけではなく横瀬町ならではの体験も販売しています。ENgaWAメンバーが運営している店舗も、ぜひチェックしてみてください。

杉野さん、この度はお忙しい中取材へのご協力ありがとうございました!

よこぜのよこに
https://www.engawa450.com/

チャレンジキッチン ENgaWA
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